水滴のドラマ
冬にフィールドを歩いていると、水滴の氷を見かけることがあります。
今まで見向きもしなかったのですが、
よく考えたら、この氷ができるまでには、
水が葉にそってたれてきて、氷って、
また水がたれてきて、氷って・・・
・・・ということが何回も、何回も、何回も、
人知れず、ひっそり、じっくり続いてきた、
そういう経緯がある。
頭のなかでその想像がつくと、急に、
木の葉に、枝に、たくさんついている氷が、
やたら気になって見えてくる。
どうしてこんな形なのか、
なんでこの氷はやたら大きいのか・・・。
ひとつ視点を得るたび、自然観察の切り口がふえる。
そんなことがしょっちゅうあるから、冬でも、
外歩きが止められません。
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