クリを貯食するカケス
台風あり地震ありの慌ただしい夏が過ぎ、
紅葉の季節になってきましたね。
この季節になると、山間部の林から平野の方へ降りてくる鳥たちがいます。
ミヤマカケスGarrulus glandarius brandtii そのひとつ。
彼らは堅果類(どんぐりなど)を秋のうちに隠して蓄える「貯食」という行動をとります。
僕は毎秋、どんぐりを運んでいくカケスを見かけるのですが、
今年は初めて「栗」を貯食するカケスを見かけました。
皮が割れたクリの実を発見したカケス。
じっくり実を観察したあと、おそるおそるくちばしを入れて・・・
取れました!(実は種子が取れた瞬間に転がっていきました。。)
すかさず地面に貯食!ぐいぐいっと・・・
このあと、カケスが飛び去ったので、埋められたクリを探してみました。
同じカラス科で貯食をする鳥、ハシボソガラスが貯食をするときは
埋めた種子に土や苔をかぶせて隠すのですが、今回、
カケスがなにか被せ物をする様子は見られませんでした。
よほど深く埋めたのかな・・・?などと考えながら、さきほどの
写真の位置まで行ってみます。
あっ・・・あった。。意外と浅い、わかりやすいところに隠すんだなぁ。。
どうでしょう、場所はわかりますか?
ここです。セイヨウタンポポの少し右上に・・・
\ コンニチハ ! /
地面に置いてぐいぐいと葉っぱの中に押し込んだだけのようでした。
どんぐりなら丸呑みで食べられるだろうけど、カケスはこの大きさの
栗を食べられるのかな?・・・と思っていたら、
youtubeに栗を器用に剥いて食べているカケスの動画がありました。
探してみてね。
最近のコメント