【レポート】おびひろ動物園_魅力アップフォーラム【前編】
こんにちは!isakumaです。(ハンドルネームの頭文字を大文字にしていたか小文字にしていたかいつも忘れる・・・)
「レポート」のカテゴリでは、私が参加したフォーラムや学会、イベントの模様と感想についてまとめます。
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去る2019年1月26日、北海道帯広市にある「おびひろ動物園」の今後を考える「おびひろ動物園の魅力アップを考えるフォーラム」が開催されました(参考URL:https://www.city.obihiro.hokkaido.jp/zoo/190126.html 20190201最終確認)。
近年、おびひろ動物園では展示動物の減少や施設の老朽化などが問題になってきており、その解決策を講じるための「魅力アップ検討委員会」が1年ほど前に設置されました。今回のフォーラムの趣旨は、この委員会が練ってきたアイディアを市民に示し、会場でのアンケートで参加者に意見を請う、というものでした。
新たに生まれた命も多い。おびひろ動物園のシロフクロウのヒナ(2013年撮影)。
僕はおびひろ動物園ヘビーユーザーというわけではなく年2回くらい利用する程度なのですが、キリンやカバなどが相次いで亡くなり、展示動物がおらず、サビが目立つ古びた展示場が目立つ、という記事を新聞で見かけるようになり、帯広市や動物園の方々、それを利用する市民の方々が動物園に対してどのような意見を持っているのか、未来に向けてどんな方針を考えているのかが気になったので、今回のフォーラムに参加してみました。
おびひろ動物園のサル山の上で佇むニホンザル(2013年撮影)。
当日は、旭山動物園の板東園長の基調講演に始まり、委員会から今後の方針についての説明がなされ、次いで道内5つの動物園、水族館館長によるパネルトーク(イマドキの動物園事情について)、そして質疑応答という流れで行われました。
それにしても、ゲストが豪華なフォーラムでした。旭山動物園の坂東元(ばんどう げん)園長は言わずと知れた、旭山動物園の立て直しに尽力された獣医さんです。著書「動物と向きあって生きる」を読まれた方も多いのではないでしょうか(僕がこれ読んだの高校生の時か・・・)。
坂東園長をはじめとする道内5つの動物園長・水族館長はいずれも国内外を忙しく行き来されている方々。ですが、おびひろ動物園の柚原園長が会場でされた話によると、パネルトークへの参加の誘いに対して、どの園館長も二つ返事でOKと答えられたそうで、園館長たちのおびひろ動物園への期待の高さが伺えました。
さて、フォーラムの内容をぜーーーんぶ書くとたいっっへん長くなるので、今回の話題はホーラム(ホーラム?)の内容をガツッと端折りまして前・中・後編に分けて書きます(分けてなお3つの記事になるのはオカシイような)。
前編(この記事):概要説明
中編:僕のフォーラムメモ(ほぼ園長たちの語録)
後編:魅力アップ検討委員会の提案 + 提案についての感想
という流れです。
帯広市は北海道の中核都市のひとつ。その内外には沢山の人達が済んでいて、当然子どもたちも大勢いらっしゃいます。僕は環境教育に興味があり、おびひろ動物園にそういう機能を強化してほしいと期待しているけれど、もっと単純に、子どもたちが生きものにドキドキワクワクできる場所が、ずっとここにあってほしいと思っています。イチ地方の動物園のその未来について、考える機会になれば幸いです。
というわけで
中編へつづくっ!!
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