【自然観察】フクジュソウ【vol.02】

こんにちは!isakumaです。

「自然観察」のコーナーでは、僕の日頃の自然観察の模様をご紹介しています。

 


先日の記事に引き続きフクジュソウのお話です。PCの写真を整理していたら、ちょうどフクジュソウの花に昆虫が止まっている様子の写真が出てきました。

フクジュソウは花を太陽の方へ向けて温め、暖を取りに来た、春先の数少ない昆虫たちに花粉を運ばせる戦略をとると言われているのでしたね。

 

開花して間もないフクジュソウに訪れるハナアブ類。

フクジュソウにしてみれば「やったぜ!」という感じなのかな。まだ開ききってもいないフクジュソウにハナアブ類が訪れています。温かいのかな・・・そこ。

 

おしべに向かって顔をおろすハナアブ類。

ハナアブ類の中には花粉を食べるものが多くいると言われています。この写真を撮ったときはハナアブ類の口元まではチェックできませんでしたが、ひょっとしたら花粉を食べていたのかな・・・。

 

花粉を食べられてしまうことはフクジュソウの繁殖にとってデメリットでしょうが、食べられると同時にハナアブ類の脚(あし)にたくさんの花粉がつき、これが他のフクジュソウのめしべへと運ばれることで受粉がおこります。食べられてしまう花粉は運賃、ってわけですねぇ。

 

こういうことを書くと花粉を食べてみたくなりますね!僕だけ?

でもフクジュソウには毒があるので危険かもしれませんね。。春先、ふきのとうと間違えて食べてしまう方もおられるようなので、お気をつけください。ちなみに、フクジュソウに含まれる毒の成分のひとつはシマリンと呼ばれます。どっかのソロキャンガールと同じ名前なので覚えやすいですね

 

さぁ、フクジュソウが咲いて、いよいよ本格的な春のスタートラインに立った気分です。これから怒涛の春のお花の季節。エゾエンゴサク、キバナノアマナ、ザゼンソウ、アズマイチゲ・・・。挙げればキリがないですが、今年はひとつひとつ、じっくり楽しむぞー。

 

おわり

isakuma

五感で身近な自然を味わって暮らすひと。北海道・十勝に生息。こだわりなく、生きもの全般が好き。博士(農学)。専門はエゾシカの生態。趣味はバードウォッチング。自然観察指導員(日本自然保護協会NACS-J 会員 )。暮らしを楽しくする自然観察を広めることが夢です。ポリシーは「健康第一」。

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