【自然観察】明日はあなたの食卓に【スベリヒユ vol.01】

こんにちは!isakumaです。

「自然観察」のコーナーでは、十勝での自然観察の模様をご紹介しています。


 

久しぶりの更新ですね~。またデイリーに戻していきますよっ

 

さて、初夏も過ぎ7月に差し掛かりました。自然観察は五感(さわる、みる、かぐ、あじわう、におう)でやるものですが、あじわう(食べる)ことができる生きものは比較的数が少ないので貴重です。夏は果実や葉物が食べごろになってくるので、これからの季節は舌で、身近な自然を楽しんでいこうと思います。

 

今日ご紹介するのはスベリヒユという植物です。名前は知らなくともみなさん絶対見たことあると思う。

ほらこれ、小学校の庭とかにありませんでした?それどころか通学路で見かけませんでした?乾燥に強いため、日本全国津々浦々、人工的な環境のそばでよく見られる植物だそうです。トウモロコシなどと同じくC4回路を持ってるんだって!すごいね!おのおの復習してね、C4回路!(言いたいだけ)

 

今回は我が家の畑で雑草的に自生していたスベリヒユを引っこ抜いてきまして、食べてみました。無農薬でやってる畑だから安心して食べられるのだ。家庭菜園バンザイ!

 

お知り合いによると、梅肉といっしょに叩いて炊き込みご飯にすると美味しいという話。。漫画「ハクメイとミコチ(※1)」では汁物にしてたっけ。今回は初めてスベリヒユを食べるのと、穫れた量が少なかったので、シンプルにオリーブオイル炒めにしてみました。

※1 2019年マンガ大賞9位!おめでとう!

 

 

まず、スベリヒユを水でよく洗い、根っこを切り落としてから、2cmほどの長さに切ります。

つぎに、にんにく(ひとかけ)とオリーブオイル(大さじ1)、酒(小さじ1)を熱して・・・

ここにスベリヒユを投入!しんなりするまで炒めます。中火で1~2分というところでしょうか、葉のちぢみ具合をよく観察しながら炒めましょう。

塩コショウで味付けして、完成!超簡単。

手前の皿、右下がスベリヒユのオリーブオイル炒め。

僕の盛り付けスキルが低いせいで見栄えが悪かったので、ウインナーとスクランブルエッグを添えて朝食セットっぽくしてみました。。苦笑

ではいただきます!

ぱり・・・ぱり・・・さすが多肉植物。小気味良い歯ごたえです。そして、名前の由来でもある、噛みしめるごとに生まれてくるぬめり。オクラよりはやや弱めのぬめり。なめこくらいかな?決してしつこくはありません。

続いて、塩の辛味のあとにやってくる酸味!まるでピクルスのよう。
細胞内の液胞の中に含まれるリンゴ酸の味だそうです。

あっ、風味はなんと高菜っぽい!酸味もあいまって、結構高菜に近いぞこれ・・・。

飲み込む寸前に違う風味が!これは・・・ゼンマイ!ゼンマイっぽい香りがする!なんだこれおもしろいぞ!

個性のある味と香りが際立つ一品。これはご飯がすすむヤツやで!むもももも・・・(白米

と、いうわけであっという間に食べきってしまいました。
ネットのレビューの中には、青っぽい、雑草っぽい風味(?)がするというものもあったのですが、個人的には悪い印象を受けることはなく、フツーにおいしいと感じました。量があったらあるだけ食べちゃいそう。

いい経験できました。ごちそうさまでした!

isakuma

五感で身近な自然を味わって暮らすひと。北海道・十勝に生息。こだわりなく、生きもの全般が好き。博士(農学)。専門はエゾシカの生態。趣味はバードウォッチング。自然観察指導員(日本自然保護協会NACS-J 会員 )。暮らしを楽しくする自然観察を広めることが夢です。ポリシーは「健康第一」。

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