ゆるーく読んでみる哲学書【おすすめ本】

こんにちは!Isakumaです。
あなたは「てつがく」というワードを聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?
就職に役立ちそうにない学問、宗教的な思想、とにかく難解なもの少なくとも「万人ウケするものではなさそう」と考える人が多いかも知れません。
(ちなみに僕が真っ先に浮かべるのはニャースのうたです。)
しかし、「どうしたら幸せになれるか」「なんのために生きたらいいのか」「愛とはなにか」といった話題なら、耳がピクッと動く方がいるかと思います。哲学は世に存在する物事の正体やあり方に迫る学問です。今回は、イラストがふんだんに使われた、とても読みやすい哲学の入門書をご紹介します。
 
それがこの「哲学用語図鑑」です。
 
 
 
 
 
 
普通、哲学書といえば哲学者や主要な学派について、比較・分析を交えて詳細に書かれたものが多いですが、この本はユルい。とにかくユルい。
 
徹頭徹尾、この棒人間(?)的なヒトが哲学の世界を案内してくれます。
 
 
この本の性格は、徹底的に広く浅く、哲学者や用語を紹介するというもの。そのせいあってか、この本を読む以前から哲学を学んでいた方にはやや物足りないようです(Amazonレビュー参照)。
 
 
たしかにほとんどのページが哲学者・哲学用語の概要紹介にとどまっていますが、哲学者や学派の比較、関係図も取り扱っているため、小難しい学問ではなく、世の中の正体にせまる人々の営みを紹介してくれる、哲学者たちの体温を感じられる本になっています。
 
 
続編の、ピンクの装丁が目立つ「続・哲学用語図鑑」では、中国・日本、英米の哲学者たちが取り上げられています。高校の歴史の授業などで「孫氏や孟子ってすげー!」と思った方は、こちらから読んでみても良いと思います。科学哲学についてもページが割かれているので、大学院生にもオススメです。
 
 
 
現代の日本では、自分の幸せを大切にして、追い求めることは難しいと、僕は感じています。ただ、幸せを追いもとめることは古今東西、誰しもが悩んできたことでもあります。この2冊は、僕らと似たような悩みや思想を持っていた人々を紹介することで、私達のモヤモヤした心にスッと心地よい風を通してくれる良書です。
 
ぜひ手にとってみてください。
 

isakuma

五感で身近な自然を味わって暮らすひと。北海道・十勝に生息。こだわりなく、生きもの全般が好き。博士(農学)。専門はエゾシカの生態。趣味はバードウォッチング。自然観察指導員(日本自然保護協会NACS-J 会員 )。暮らしを楽しくする自然観察を広めることが夢です。ポリシーは「健康第一」。

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